昨年に続き、弊社VABデモカーは2018年レブスピード筑波スーパーバトルに参加いたしました。
ドライバーも昨年に引き続き、全日本ラリー選手権・全日本ダートトライアル選手権で活躍中の鎌田卓麻選手です。
昨年のベストラップはSTREET SUPER LIGHT-4WDクラスで1分1秒7でしたので、今年はSTREET LIGHT-4WDクラスにて、1分フラット目標に準備を進めてきました。
基本的なコンセプトは昨年と変わらず、SYMSオリジナル商品+αという、一般の皆様のお車にもっとも近い状態で、どこまでタイムを伸ばせるかといった内容です。(当然エアコン、パワーウインドウ、ナビ、バックモニター、ETC、内装といったような快適装備も完備です)
残念ながらスーパーバトル当日はあいにくの雨となり、朝一1本目に出走する走行枠ではどしゃ降りの完全なヘビーウエット状態で、非常に危険なアタックとなりました。
午後には雨は多少弱まりましたが、終日止む事はなく、結局ドライでのアタックは叶いませんでした。
そんな厳しい状況の中、SYMS WRX STIはセッティング変更等を繰り返し、鎌田選手渾身のアタックの末、雨の中での1分4秒07という好タイムを叩き出しました。
このタイムは、当日のクラス断トツのトップタイプであり、さらに、改造範囲の広いEVOクラス等の上のクラスの車両のタイムをも上回る好成績となり、総合でも上位に食い込む結果となりました。
今回の雨の中での健闘は、スバルのシンメトリカル4WDをベースにしたSYMS WRX STI号のマシン性能、ラリードライバー鎌田選手のドライビングの引き出しの多さ、SYMSエンジニア達の熟練の技術等が相まって、生み出されたものとなりました。